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塾開業のためのチェックリスト

塾を開業するためには準備と計画が必要です。私が低リスクで塾を開業して軌道に乗せるまでのステップをまとめました。


目次

1. 理想の立地を見つける

塾を開業するには、ターゲット層に合わせた立地選びが重要です。
周辺の中学生や小学生が通いやすい場所を探し、不動産会社に相談して複数の物件を比較して検討しましょう。
いくつかの物件を見てみて、自分なりの家賃の相場を把握します。業者に頼るだけでなく、自分の予算と照らし合わせて検討することが大切です。


2. 競合塾の徹底リサーチ

成功するためには、地域の競合塾を調査することが欠かせません。
まずは競合塾の場所や授業内容、料金設定など情報をまとめましょう。いろんな競合塾を比較して、自分の塾が差別化できるポイントを見つけます。
調査する競合は地域にもよりますが、3つ以上。多いほど良いです。

3. 資金計画を立てる

塾の開業には資金が必要です。
物件の賃貸費用、リフォーム、教材、備品などをリストアップします。予算を明確にする必要があります。
低リスクでの開業を目指すためには、リフォーム費用を抑える工夫も必要です。自己資金の他に、補助金・融資の活用も検討してください。

塾の開業に必要な設備は以下の通りです。


4. 必要な設備を揃える

塾運営には、机や椅子、ホワイトボード、複合機などのアイテムが必須です。
机や椅子、ホワイトボードはインターネットで探せば安く購入することができます。
ホワイトボードは組み立てが必要ですが、開業費用を抑えるために自分で組み立てるのがおすすめです。
複合機は一括購入せず、複数の業者に見積もりを依頼して安く揃えられるようにしましょう。

また、塾専用の電話や看板も重要です。
電話は固定電話でも、スマホでも良いです。私は最初から固定電話を用意しましたが、塾の生徒が少ないうちは塾で電話番をするのが難しかったので、自分の携帯に転送をかけていました。
今の時時代、スマホでも良いと思います。塾を留守にしていても電話に出ることができます。
看板も複数の業者に相見積もりを取りましょう。デザインを業者に依頼する場合、提案力のある会社を選びましょう。

5. 教材の選定と受験情報の収集

教材は市販のものを使わずに、塾用の専門教材を揃えましょう。市販の教材は使いやすいものも多いですが、普通に書店で買えるものを塾でも使っていると、「個人感」がすごいです。
教材会社に問い合わせるとサンプルを送ってくれるところもあります。教材も自分の指導しやすいものが良いので、いくつか見せてもらって選びましょう。
中学生をターゲットにする場合は、定期テストや高校受験の情報を把握しておくことが必須です。
中学生が塾に通う目的はほぼ100%高校受験のためです。定期テストは高校受験に関わるものなので、必ず成績を上げられるように、テスト範囲や日程などを把握します。
地域の高校受験についての情報は、熟知しておきましょう。

6. 集客と宣伝の工夫

ターゲット層を小学生にするか、中学生か、高校生か、明確にしましょう。
それぞれに合った集客方法を実践します。

どのターゲットにしても共通なのが無料体験会とパンフレットの準備です。
パンフレットには、他の塾に差別化した「強み」を記載します。

小学生がターゲットの場合は、漢字検定や英検などの目標に向けてのカリキュラムをアピールします。中学受験の指導ができるなら、それも強みになります。
中学生がターゲットなら、定期テストの前に体験会を開催し、1科目でもいいので次の定期テストで点数を上げましょう。そして塾の効果を実感してもらいます。
高校生がターゲットの場合は、大学受験の指導が必須です。

強みを記載したパンフレットは、塾の前に置いて、前を通った人に手に取ってもらいやすいように配置します。
透明の袋に入れたり、工夫します。

7. 授業スケジュールの作成

授業のスケジュールを作ります。塾の時間割は曜日と時間を固定しておきます。個別指導であっても、その都度スケジュールを決めるのは生徒にとっても混乱しやすいので、固定しておくのがベストです。

塾の授業時間は、学校や部活動の時間を考慮して設定します。
中学生の場合は部活が終わってから塾に行くので、平日19時スタートになるでしょう。小学生はもう少し早い時間帯に設定します。
夏期講習や冬期講習については年間のスケジュールを決めておいて、生徒や保護者に周知しておきます。
早めにお知らせしておいて、期別講習にも必ず参加してもらえるようにしましょう。


自分の塾を開業するために、これらのポイントを押さえて計画的に準備を進めましょう。まずは一つずつ取り組んでいきましょう!

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